「屋根工事を頼みたいけど、選び方が分からない!」
「新潟県でおすすめの屋根工事業者はどこ?」
本記事は、こんなお悩みを持つ方に役立つ内容になっています。
屋根は家の中でも特に重要な箇所です。
屋根は経年劣化以外にも雨や台風、地震などの災害によって傷み、修理が必要になることもあります。
しかし屋根の修理は、高い場所での作業のため素人が修理や点検を行うのは、危険が伴います。
そんな場合は、屋根修理の業者へ依頼することを検討しましょう。
様々な屋根工事・リフォームの業者が存在するため、中には詐欺まがいの悪徳業者も存在します。
悪徳業者に引っかからないために大切なのは、質の良い屋根修理業者の選び方を知っておくことです。
本記事では、業者ごとの特徴、口コミ、選び方や注意点、助成金についてなど詳しく解説します。
これから屋根工事を検討している方のお役に立てれば幸いです!
この記事を読んでくれているあなたに朗報です!
「リフォームを考えているけど、会社の数が多すぎてどこにお願いしたらいいのかわからない」
こんなお悩みはありませんか?
リフォーム会社は料金もサービスもそれぞれバラバラなので、まずは複数の会社に見積もりをお願いすることが最も大切です。
はじめから1つの会社に絞ってしまうと、相場からかけ離れている料金を提示されたときに気づかずに契約してしまう恐れがあります。
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屋根修理の目的を確認しよう!
部分修理か全体のリフォームをしたいのか、まずは屋根修理の目的を明確にしておきましょう。
ここでは、目的別にどんな業者へ工事を依頼すれば良いのかについて解説します。
【目的①】部分的に修理したい
大幅な屋根リフォームではなくて、部分的な修理をしたい場合は、屋根修理業者へ依頼しましょう。
例えば…
・雨漏り
・瓦、スレートの交換
・瓦の調整
・漆喰補修
・屋根材の浮き
・屋根材の剥がれ
・屋根材のゆがみ
・屋根材の欠け
・屋根の板金(鉄板)交換
などです。
雨漏りなども屋根全体の工事ではなく、一部分のみの補修または修理で良い場合もあります。
部分修理は屋根の傷んでいる箇所だけを修復する工事となるため、工事期間が短いのはもちろんのこと、費用に関しても少なく済みます。
【目的②】全体的にリフォームしたい
次は屋根全体をリフォームしたい場合について説明します。
全体的にリフォームを検討している場合には、リフォームを専門としている業者へ依頼するのが良いでしょう。
屋根全体のリフォームとして代表的なのは以下の三種類の工事です。
・葺き替え(ふきかえ)工事
葺き替え工事は、古い屋根全体をのけて、新品の屋根へ交換する工事です。
たとえば、屋根全体が古くボロボロになっている、外側だけでなく下地部分に傷みが広がっているなどの場合に行います。
屋根を交換するため、他の工事よりも費用が高くなりがちですが、屋根のトラブルを根本的に解決させたいときには適した工法です。
・カバー工法(重ね葺き)
カバー工法は、今ある屋根の上から新しい屋根を重ねるリフォームのことです。
葺き替え工法と目的や効果はほぼ同じですが、すでにある屋根の撤去作業に手間がかからない分、費用と工事期間を節約できます。
・塗装(塗り替え)
新しい塗料を屋根へ重ね塗りするリフォームです。
屋根の色は自分の好きな色を選べるため、家のイメージチェンジを図ることもできますね。
塗装は、防水対策のほか屋根材の寿命を伸ばすことにも可能です。
屋根全体のリフォームと言っても上記のようにいくつか種類があるため、状況に応じて最適な方法を選んでください。
屋根修理・リフォームが必要なケース3選
ここでは、どんな場合に屋根の修理・リフォームが必要になるのかについて解説します。
屋根のはがれや傷が目立つケース
塗装はがれは、塗料がめくれて屋根材が出てきてしまっている状態の事を指します。
塗装がはがれると屋根の耐久性・防水性が低下するため、早めに工事をすることをおすすめします。
傷の場合も同様です。
屋根は耐用年数が近づくにつれ、傷が増え、ひび割れや欠けが起きやすい傾向にあります。
万が一、屋根材の内側にまで劣化が進んでいる場合はカバー工法では補いきれないため、一度屋根を撤去して葺き替えを行うことがほとんどです。
雨漏りがあるケース
・天井にシミがある
・天井から雨水がポタポタと落ちてくる
・一つの箇所ではなく複数の箇所から雨漏りしている
上記のような場合には雨漏りの修理工事が必要です。
規模の小さな雨漏りであれば、部分修理で補うことが可能です。
しかし現段階で天井や屋根裏まで水のシミができてしまっている場合には、屋根の葺き替え工事が必要になります。
雨漏りの被害が深刻になる前に、早めに工事をしてもらいましょう。
外から見ただけでは雨漏りの原因を突き止められない場合は、より詳細な調査を行う必要があります。
調査をする際には別途費用が発生しますので、念頭に置いておくと安心です。
地震、台風、塩害などの災害対策をしたいケース
日本は地震大国と言われるほど地震発生率が高く、世界的に地震が多い国です。
また、台風も多く発生します。
そのほか、海沿いの家に住んでいる等、塩害が気になる方もいるでしょう。
地震、台風、塩害など災害対策で屋根を強化・補強したい場合も、屋根リフォームが一役買ってくれます。
・地震対策
地震による被害を軽減するためには、とにかく屋根を軽くすることがとても重要になります。
たとえば、瓦屋根から軽量なガルバリウム鋼板にリフォーム(葺き替え)するなどです。
・台風対策
戸建て住宅で台風の影響をもろに受けるのが屋根です。
台風の時期になると「屋根、飛ばされないかな」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
台風対策を行う際には、雨風に強い屋根材を選ぶ必要が出てきます。
一般的に軽い屋根材は強風に弱い傾向にあります(たとえばスレート屋根)。
また、瓦は重みがあるため耐久性が高く、雨風にも強いですが、その分強風で瓦が飛ばされたときの被害は大きいです。
瓦屋根の場合は、台風・地震にも強いと言われる、上下の瓦をしっかりとロックする防災瓦が適しています。
スレート屋根の場合でも、ガルテクトなど合金の材質の屋根材は台風でも傷みにくいです。
その他、金属のガルバリウム鋼板は風に強く、錆びにくいという特徴を持っています。
・塩害対策
海が見える一軒家は素敵ですよね。
オーシャンビューの家に憧れる人は多いです。
しかし、海沿い・海が近くにある家の場合は、塩害が心配です。
家は至る所で金属が使われているため、塩害により家の金属部分(玄関ドアやシャッター、雨戸、柵、エアコン室外機、給湯器など)がサビてきます。
一般的には、海岸線200m~500m以内を「重塩害地域」とし、2km以内は「塩害地域」とされています。
しかし、実際に5km以上も離れた場所の家でも塩害被害が出たというケースも…。
塩害に強い屋根材は、ガルバリウム鋼板です。
サビに強いメッキ鋼板のため、塩害にも強いと言われている屋根になります。
最近では、ガルバリウム鋼板を進化させて誕生した、SGLを加工成形した屋根材も出てきています。
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屋根修理・リフォームのメリットとは?
ここでは、屋根修理、屋根リフォームの良い点をご紹介します。
修理またはリフォームを行うことで、
・外観が綺麗になる
・遮熱・断熱性が上がる
・耐久性が上がる
このようなメリットが得られます。
下にそれぞれ解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
メリット①外観が綺麗になる
屋根は家の外観のほとんどを占めていると言っても過言ではありません。
どんな屋根にするかによって、その家全体の印象が大きく変わります。
屋根の葺き替え工事の場合は、屋根材自体を一新するため、家の外観がガラリと変わります。
色、デザイン、素材なども自由に選ぶことができる点も嬉しいポイントです。
メリット②遮熱・断熱性が上がる
カバー工法の場合は、遮熱・断熱性が向上します。
また、そのほかに遮音性も高いです。
カバー工法は、すでにある屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材をかぶせる方法です。
見た目が美しくなり、さらに屋根が二重構造になることから遮熱・断熱性が上がります。
メリット③耐久性が上がる
屋根リフォームの場合は屋根全体が新しく生まれ変わります。
そのため、耐久性・防水性が上がって、安心して住めるようになります。
たとえば、重い瓦屋根→スレート屋根や金属など軽い素材の屋根材に葺き替え工事をすることで建物への負担が減り、屋根の耐久性が向上するのです。
新潟県でおすすめの屋根修理・屋根リフォーム業者10選|迷ったらここに頼め!
新潟県にある、おすすめの屋根修理・屋根リフォーム業者を厳選しています。
ぜひ業者選びの際の参考にしてくださいね。
1. 株式会社 高木防水興業(新潟市)
株式会社 高木防水興業は、新潟県内で外壁工事・防水工事を専門に行う業者です。
防水工事のプロとして28年もの間、地域の民間・公共の建物問わず3000件以上の実績を持っています。
屋根工事を初めて依頼するという方でも、安心して依頼することが可能です。
平日は忙しいという方でも、日曜日に修理の対応を行ってくれるため、仕事が多忙な方でも気軽に利用できるでしょう。
長年の屋根工事の経験を活かした、丁寧な施工で定評があります。
口コミ
「ラジオでも宣伝してますけど、最高の防水工事をしてくれます!」
会社概要
会社名 | 株式会社 高木防水興業 |
住所 | 新潟県新潟市西区亀貝2385-67 |
公式サイト | https://takagibousui.com/ |
2. 勝視商事株式会社(新潟市)
勝視商事株式会社は、新潟市内で屋根工事、リフォームなどに対応しています。
その他、雨漏り対策や厚さ・寒さ対策、ニオイ対策なども可能です。
雨漏り修理を得意としており、新潟の自然環境や建物の構造を知り尽くしているプロ集団のため、抜本的な修繕を行ってくれます。
板金、防水の有資格者が在籍しており、昭和60年からの豊富な実績・経験に基づいた工法で丁寧な施工が叶います。
自社社員のFRP1級防水施工技能士も在籍。
現地調査から工事完成、アフターフォローまでしっかりと対応してもらえます。
口コミ
「見積もりの段階で非常に多くの写真、そして丁寧な説明で現場の状況がよくわかり非常に助かりました!こちらの疑問にも丁寧に答えていただき、料金も良心的だと感じます。」
「雨漏り修理を依頼したのですが、とても丁寧で迅速に対応してくれて助かりました。修理も対応もすごくしっかりしています。もしまた何かあったら是非依頼したいです!」
会社概要
会社名 | 勝視商事株式会社 |
住所 | 新潟県新潟市中央区網川原2-13-8 |
公式サイト | https://www.katsumi-shouji.co.jp/ |
3. 有限会社 広田板金(新潟市)
有限会社 広田板金は、新潟市内全域で屋根工事の施工を行う業者です。
雨漏りなどの屋根修理に関しては現状把握を丁寧に実施して、徹底した原因究明を行い、修繕箇所を説明してくれるため安心です。
屋根工事のほかに外壁工事、雨どい工事、太陽光発電システム、厨房板金工事、リフォーム工事、雨漏り修理・修繕などに対応しています。
長年の実績と経験を持つプロのスタッフが、ひとり一人のニーズに沿った屋根工事を提案してくれるため安心です。
口コミ
※口コミが見当たりませんでした。
会社概要
会社名 | 有限会社 広田板金 |
住所 | 新潟県新潟市北区嘉山501 |
公式サイト | http://www.hiroban.com/ |
4. やねのヤマムラ(新潟市)
やねのヤマムラは、新潟市内で屋根や雨漏り修理を行う業者です。
屋根工事の実績も多く、技術の質も高いと定評があります。
地震対策の一貫で屋根を軽量化したい等の依頼も可能です。
これまでに1,200件もの施工実績を持っています。
また、再発0件ということもあり、雨漏りの原因をしっかりと究明したうえで修理を行う確かな腕を持っている業者であることが分かります。
2級建築士、1級板金技能士資格を持つスタッフが在籍しており、新潟県板金工業組合からも認定を受けている質の高い業者です。
口コミ
「他の業者へも問い合わせてみたのですが、一方的な説明ばかり。一方、こちらの説明はとても丁寧でした。今のところ悪天候でも雨漏れしていないです。」
「丁寧な仕事、十分な説明で安心!職人さん達も親身に対応してくれます。」
会社概要
会社名 | やねのヤマムラ |
住所 | 新潟県新潟市秋葉区金屋536-5 |
公式サイト | https://www.yane-yamamura.com/ |
5. 新潟屋根瓦(新発田市)
新潟屋根瓦は、新潟県内で屋根工事を行う業者です。
1970年創業の歴史ある業者となっています。
主に屋根リフォームに対応しており、地域住民の屋根工事を45年以上、2万件以上の施工実績を持つ業者です。
在籍しているスタッフは、一級かわらぶき技能士を所有している有資格者のプロとなっています。
雨漏り修理のほか、瓦修理、雪止め設置、雨どい修理など、屋根に関するありとあらゆることに対応可能です。
口コミ
「施工後はとてもきれいな仕上がり!!新築のようになって、とっても嬉しいです。」
「施工後はぴたっと雨漏りが止まり、再発もしてません。」
会社概要
会社名 | 新潟屋根瓦 |
住所 | 新潟県新発田市舟入1040 |
公式サイト | https://www.niigata-yanekawara.com/ |
6. ワクイルーフ(新潟市)
ワクイルーフは、新潟市内で屋根工事を行っている業者です。
屋根工事のほか、板金工事、雨どい工事にも対応しています。
打合せ~施工まで全てを自社一貫で行っており、全工程できちんと会社の代表が関わってくれる信頼のある業者です。
豊富な知識と経験を元に屋根工事を行ってくれるため、安心です。
全て自社で一貫して行うことで、中間マージンが不要になるため、リーズナブルな価格で工事を行ってくれます。
口コミ
※口コミが見当たりませんでした。
会社概要
会社名 | ワクイルーフ |
住所 | 新潟県新潟市秋葉区田家3-1-8 |
公式サイト | https://www.wakui-roof.com/ |
7. 株式会社 富樫外装(三条市)
株式会社 富樫外装は、新潟市内で雨漏り修理を行っている業者です。
雨漏り修理の他、雨どい修理、外装リフォーム、太陽光発電設置、雪対策、雪降ろしなども依頼できます。
工事後のアフターフォロー体制もばっちりです。
とにかく地元で愛される工務店であることをモットーにしているため、いつでも迅速に対応してもらえます。
もちろん、雨漏りの原因究明の調査費用、見積もりに関しても完全無料です。
図を活用した分かりやすい見積り表があり、修理費用も細かく表示されるため、明朗会計です。
口コミ
「シュミレーション画像を見ながら、屋根材などを決められるのが、すごく良いと思いました。施工中もメール等で逐一連絡をくれます。安心して任せる事が出来ました。」
「仕事がとても丁寧です。保険等の対応もしていただき、良かったです。また何かあったら依頼したいです。」
会社概要
会社名 | 株式会社 富樫外装 |
住所 | 新潟県三条市三柳8-25(第四中学校正門前) |
公式サイト | https://www.togashi-gaisou.com/ |
8. 有限会社 入山屋根工事店(新潟市)
有限会社 入山屋根工事店は、新潟市で屋根工事を専門に行う業者です。
地元新潟市で創業120余年と長い歴史があり、6代続く屋根のプロフェッショナルが勢ぞろいしています。
屋根工事、屋根リフォームを得意としており、長年培ってきた豊富な実績と技術によって、顧客が満足する質の高い施工を行っています。
「お客様に寄り添った最適な提案と安心の施工」をモットーに、一つひとつの作業を丁寧に行っている点が魅力です。
口コミ
「天井から雨漏りしてしまったので雨漏り修理してもらう事になりました。友達に紹介してもらった業者でしたが、対応が早いのが良かったです。迅速な対応に感謝しています。」
「雨漏りが心配だったので、点検を行ってもらいました。まだダメージは軽微な状態との事で、雨漏り修理もリーズナブルな価格で終わりました。今のところ問題はありません。」
会社概要
会社名 | 有限会社 入山屋根工事店 |
住所 | 新潟県新潟市西区小新大通り1-10-38 |
公式サイト | https://www.yanedon.com/ |
9. 丸三安田瓦工業株式会社(阿賀野市)
丸三安田瓦工業株式会社は、新潟市内で屋根工事と瓦製造を行う業者です。
屋根リフォーム、屋根補修工事、雨漏り修理に対応しています。
昭和55年の創業以来、培ってきた経験と技術を持っている点が魅力となっています。
創業以来、質の高い瓦製造のノウハウ、瓦施工技術を持っているため、屋根の事なら何でも気軽に相談できる業者です。
安心・安全な屋根工事を依頼したいという人に適しています。
口コミ
「素晴らしい陶製瓦で、凍害にも強いです。新潟県ではここに勝る屋根材はないと思うほどです」
「焼き芋もある、喫茶店併設の個性的な瓦屋さんです!」
会社概要
会社名 | 丸三安田瓦工業株式会社 |
住所 | 新潟県阿賀野市保田6130-1 |
公式サイト | https://marumikawara-roof-construction.co.jp/ |
10. 杉本ルーフ(長岡市)
杉本ルーフは、新潟県内を対象に屋根工事を行っている直営工事業者です。
創業54年の老舗業者で、これまでに多くの実績を残しており、その数なんと10,500 件です。
自社の職人が丁寧に施工し、アフターフォロー体制もしっかりと整っています。
これまでに屋根や外壁、雨どい、屋根・外壁の張替え工事まで、屋根の事なら何でも、顧客の要望に沿った最適な提案を行ってもらえる点が魅力の一つです。
口コミ
「品質にとても満足です!丁寧できちんとした仕事で感心すると同時に、仕上がりに感謝しています。ありがとうございました。」
「本当にお世話になりました。一生懸命に工事していただき、感謝です。」
会社概要
会社名 | 杉本ルーフ |
住所 | 新潟県長岡市才津東町2519-1 |
公式サイト | https://sugimoto-roof.com/ |
屋根修理・リフォームのタイミングを素材別に紹介
「屋根修理・リフォームを検討しているけれど、修理・リフォームを行う適切な時期っていつ?」と疑問に思われる方もいらっしゃることでしょう。
ここでは、屋根修理・リフォームに最適な時期を素材別に解説します。
瓦屋根
瓦屋根のメンテナンスのタイミングは10年〜15年です。
瓦屋根は耐久性がある屋根材となっていますが、色褪せや漆喰の劣化が難点です。
目安としては10年〜15年のタイミングで修理または点検などを依頼することをおすすめします。
<メンテナンスの目安症状>
・雨漏りしている
・漆喰の剥がれ、脱落があり
・瓦の割れ、ズレがある
・棟瓦にうねり、歪みがある
など。
スレート屋根
スレート屋根のメンテナンスのタイミングは10年〜15年です。
現在の新築戸建ての屋根材によく使用される化粧スレートは、雨水によって屋根材が劣化
しやすいです。
できれば、化粧スレートの塗膜が寿命を迎える10年目頃に塗り替えを行うことを推奨します。
スレート屋根材は厚みが約5㎜で薄い屋根材となっており、ひび割れや傷で劣化が進むことも多いため、注意が必要です。
塗装の際には同時にシーリング補修を行い、屋根材の耐久性を保つようにします。
<メンテナンスの目安症状>
・屋根表面にカビ、コケが見られる
・屋根材に破損がある
・雨漏りしている
など。
金属屋根
金属屋根のメンテナンス時期は20年〜30年と長めなのが特徴です。
近年では、ガルバリウム鋼板製屋根などのサビに強い屋根材が登場しています。
ガルバリウム鋼板製屋根は、地震対策にも良いとされる屋根材です。
しかし金属でできているため塩害、傷が原因でのサビが発生しやすいです。
サビが広がってしまうと本来の耐用年数よりも屋根の寿命が短くなるため、早めの対処が重要なカギとなります。
<メンテナンスの目安症状>
・棟板金が劣化している
・色あせが見られる
・屋根がサビてきている
・サビで孔食(穴あき)が起こっている
・屋根材がめくれている
など。
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屋根修理・リフォームの費用相場とは?
屋根修理・リフォームで必要となる料金についてご紹介です。
足場設置にかかる費用目安
目安としては、30坪で約12万円〜です。
1㎡あたりの足場代が約600円〜1000円程度となります。
屋根修理・リフォームは高所での作業のため、もちろん足場が必要です。
たとえば30坪の住宅の場合では、200㎡ほどの足場が必要になる計算です。
約12万円〜足場費用が必要となるため、しっかりと念頭に置いておきましょう。
屋根の塗装にかかる費用目安
屋根塗装の費用の目安としては、30坪で約20万円〜です。
屋根の塗装は、家の屋根材にウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素などのいずれかを塗って、劣化を防ぐものです。
また、塗装を行うことで外観の美しさを維持できます。
どんな塗料を使うかによって費用が変わりますので、業者へ要見積もりです。
屋根の葺き替えにかかる費用目安
屋根の葺き替えの費用目安としては、30坪で約90万円〜です。
屋根の葺き替えは、現状の屋根材を全て剥がして撤去し、新しい屋根材に張り替える方法です。
屋根を全て剥がすことで下地、防水シートの状態が分かり、破損や劣化を迅速に見つけられます。
元の屋根材が瓦の場合、軽い素材に葺き替えることで屋根が軽量化され、耐震性に優れた屋根に変えることができます。
屋根のカバー工法にかかる費用目安
カバー工法の費用目安としては、30坪で約60万円〜です。
カバー工法は、すでにある屋根の上に新しい屋根材を重ねる方法です。
主にスレート屋根(カラーベスト屋根・コロニアル屋根)の屋根リフォームで行われます。
劣化の心配のない屋根の状態であれば、葺き替えよりもコストが少ないカバー工法を選ぶ方法もあります。
【後悔しない】屋根修理・リフォーム業者の選び方4つ
「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないために、ここでは屋根修理・リフォーム業者の賢い選び方を伝授します。
参考にしていただければ幸いです。
対応の早さはどうか
屋根修理業者を選ぶ際には、対応の早さも大切になってきます。
特別に大きな屋根工事を依頼する場合以外では、迅速に、状況に合わせて対応してもらえる業者に依頼するのが賢い方法です。
電話で見積もり依頼や相談をした際の対応についてもスピーディーかどうかも確認しましょう。
建築士などの専門家が在籍しているかどうか
資格を持っている業者なのかと言う点もきちんと見極めましょう。
優良業者かどうかを見極める一つのポイントとして、建築士など資格を持ったスタッフが在籍しているか?という点です。
基本的に屋根の工事を行うために特別な資格は必要ないのですが、資格を持ったスタッフがいてくれた方が心強いことに変わりはありません。
たとえば、建築施工管理技士や建築士、瓦屋根工事技士、瓦屋根診断技士などです。
有資格者が在籍しているか確認しておきましょう。
保証はしっかりしているかどうか
工事後のアフターサービスの体制がきちんと整っているか?というところも要確認です。
屋根修理の後に重要視したいのが、アフターフォローのサービスです。
せっかく修理を行っても、台風や強風などによって修理箇所にトラブルが発生することも考えられます。
施工後にトラブルが発生しても、アフターサービスを備えている業者であれば迅速に対応してくれますので安心して施行をお任せできます。
口コミや施工実績はどうか
施工実績も要チェック項目です。
ほとんどの業者のホームページ上に施工実績・施工事例のページがあります。
会社の実績が掲載されていれば、信頼できます。
また、どのような屋根修理・リフォームを行っているのか?屋根以外にも対応してもらえるのか?なども確認可能です。
また、口コミも業者選びの際にはとても参考になるため要チェックです。
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屋根修理・リフォームの保険や補助金制度
ここでは屋根の工事に保険や補助金制度はあるの?という疑問を解決します。
火災保険が利用可能なケース
屋根修理や屋根のリフォームに対して火災保険が利用できるケースについてご紹介します。
まず、火災保険が「適用される」、「適用されない」の基準について知っておきましょう。
火災保険は、火災・落雷による被害以外に、風災・雪災・雹(ひょう)災といった自然災害にも対応しています。
ただの経年劣化の場合は、火災保険は適用されません。
月日の経過で屋根に色褪せ、傷、機能の変化が起こりますが、それらは経年劣化によるもので、火災保険を使って直すことは不可です。
火災保険が適用される事例としては、主に風災・雪災・雹(ひょう)災です。
風災の判断基準は「最大瞬間風速」になります。
瞬間最大風速が秒速で20mとなる、とても強い風によって屋根に被害が発生した場合、風災が適用されます。
雪災は、北海道・東北などの積雪の多い地方で起こりやすいです。
雪の重みで屋根が破損、雨どいが破損した場合です。
雹(ひょう)災は、雹によって屋根に傷、穴が開くなどの被害を受けることを指します。
5月末~6月にかけて、積乱雲から降ってくる氷の塊のこと雹といいます。
このように、自然災害による被害の場合のみ、火災保険が適用されるのです。
新潟県の補助金制度
本記事でご紹介しているおすすめ業者のある地域で、現在行われている補助金制度のご紹介です。
※現在、三条市、新発田市では屋根修理に関する助成金の情報は見当たりませんでした。
【補助金制度①】健幸すまいリフォーム助成
対象工事 | ・段差解消やスロープ設置などのバリアフリー化
・内窓の設置や断熱材の追加などの温熱環境改善 ・子供部屋の増築など子育て対応 ・外壁や屋根の塗装 など |
条件 | ・市内にある自己居住用の住宅であること
・バリアフリー化・温熱環境改善・子育て対応のいずれの工事と同時に行うこと ・市内業者が施工すること ・市税等の滞納がないこと など |
補助金・補助率 | 工事費用の10%(上限10万円) |
【補助金制度①】長岡市一般住宅リフォーム支援事業
対象工事 | 【外壁工事】
・遮熱、断熱、防火、高耐久、高耐候、耐食等の性能のある塗料が対象 外壁の塗装と併せてシャッター塗装する場合はシャッターの塗装費も対象 【屋根工事】 ・遮熱、断熱、高耐久、高耐候、耐食等の性能のある塗料が対象 |
条件 | ・長岡市内に住所を有し居住している住宅の所有者
・リフォーム後、市内に住所を移し居住する住宅の所有者 ・住宅の所有者との関係が配偶者又は親子である住宅の居住者(居住予定者) ※上記のいずれかに該当し、市税を滞納していない者 |
補助金・補助率 | 補助対象工事費の5分の1とし、5万円を限度とする。 |
【補助金制度①】阿賀野市住宅リフォーム支援事業
対象工事 | ・住宅の修繕、補修、改修、一部改築及び増築のための工事
・壁紙の張り替え、屋根、外壁の塗り替え等住宅の模様替えのための工事 ・住宅の防犯用設備若しくはフェンスの設置等の防犯機能の付加又は強化のための工事 ・下水道、集落排水への切り替え工事 ・屋根の葺き替え工事 ・風除室、サンルームの設置工事 ・住宅の増改築等に伴う支障物の撤去・移動 ・下水道接続工事等に伴う植木や庭の撤去・復元 ・防犯の目的で生垣を植える工事 |
条件 | ・阿賀野市に居住し、住民登録を有し、市税、国保税、下水道受益者負担金及び集落排水事業分担金を滞納していない方
・定住を目的として市内の空き家住宅をリフォームする方(市外の方を含む)で市税の滞納がないこと ・親と子と孫で同居する世帯(以下これを多世代世帯とする)に該当する方 ・過去に本事業を利用したが、補助金交付額が上限に満たない方 ・下水道早期接続支援事業補助金を受けられる方(受けられた方を含む)で本事業の補助金交付額が上限に満たない方 |
補助金・補助率 | 補助対象工事費に要する経費の20%(上限15万円)
さらに多世代世帯(親と子と孫で同居する世帯)に該当される方は対象工事費の20%(上限10万円)を上乗せします。 |
国の補助金制度
主な国の補助金制度をご紹介します。
【補助金制度①】長期優良リフォーム補助制度(2024年6月現在)
内容 | 住宅の劣化対策や耐震性向上、省エネ化などにより、既存住宅の長寿命化を図る「長期優良住宅化」という取り組みがあります。 |
補助金・補助率 | リフォーム費用の1/3、一戸あたり最大で100万円(※)まで国から補助金が交付されます。
木造戸建住宅、通年申請タイプ、評価基準型(三世代同居対応改修工事をする場合および若者・子育て世帯、既存住宅の購入者が改修工事をする場合は、さらに+50万円) |
【補助金制度②】こどもエコすまい支援事業(2024年6月現在)
対象工事 | <必須工事>※いずれか必須
・開口部の断熱改修 ・外壁、屋根・天井または床の断熱改修 ・エコ住宅設備の設置
<必須工事と同時におこなわれた場合補助対象となるもの> ・子育て対応改修(食洗器・宅配ボックス・対面キッチンへのリフォームなど) ・防災性向上改修 ・バリアフリー向上改修 ・空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 ・リフォーム瑕疵保険などへの加入 |
条件 | ①②の両方を満たす方が対象となる
①こどもエコすまい支援事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする
②リフォームする住宅の所有者等であること |
補助金・補助率 | 原則1戸あたり30万円(工事の内容や属性に応じて最大60万円)
以下の①②に該当する場合は③の通り補助上限が引き上げられる
① 子育て世帯または若者夫婦世帯が、自ら居住する住宅に行うリフォーム工事である
② 工事発注者が、自ら居住するために購入した既存住宅に行うリフォーム工事である
③ ①②に応じた補助上限の引き上げ
<子育て世帯または若者夫婦世帯> ・既存住宅を購入した場合:60万円 ・上記以外:45万円
<一般世帯> ・既存住宅(安心R住宅に限る)を購入した場合:45万円 ・上記以外:30万円 |
その他にも、バリアフリーや断熱など各種リフォームの補助金制度が存在します。
気になる方はこちらをご参照ください(国土交通省のホームページ内、「住宅リフォームの支援制度」)。
屋根修理は自分でできる?
お金のかかる屋根修理、「自分で修理できれば良いのにな…」と思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、屋根修理を自分で行うことは可能です。
たとえば小規模な雨漏りや傷などの屋根修理の場合などは、自分で修理を行うのも一つの方法です。
屋根修理を自分で行うメリットとして、まず費用を抑えることができる点が挙げられます。
材料費だけで済むため、リーズナブルに修理できるのがDYIの良いところですよね。
そして悪徳業者に騙されるといったリスクが少ない点もメリットです。
しかし、屋根修理を自分で行う際にはデメリットも存在します。
まず危険であるということです。
屋根修理は高所での作業のため、脚立のみで屋根に登って作業を行うことになります。
業者のように足場や安全帯なども付けないため、落下のリスクが大きいです。
万が一の怪我の危険性があることは理解しておきましょう。
また、劣化部分の把握が困難で時間がかかる点もデメリットです。
屋根修理に詳しいプロの業者に頼めば、数時間で終わる作業だとしても、自分で修理しようとすると時間と手間の両方がかかります。
修理完了までにかなりの期間を要することも考えられます。
【超重要】屋根の修理・リフォームを行うときは複数社に見積もりを依頼しよう!
屋根の修理やリフォームを業者へ依頼するときには、一社だけ見て決めるのではなく、複数の業者へ見積もりを依頼してください。
その理由は、複数の業者の見積もり金額で相場を知ることができるためです。
また、業者側が適正な価格を提示しているのか?ということを確認するためでもあります。
複数社に見積もりを取ることを相見積もりと言いますが、相見積もりは最低でも3~4社程度は依頼しましょう。
少なすぎるのも問題ですが、相見積もりの業者が多すぎるのも依頼した後の対応が大変になります。
様々な面で客観的に比較することが大事になるため、3社程度を基準に見積もりを依頼するのがおすすめです。
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まとめ
今回は屋根修理業者についてご紹介してきました。
屋根修理業者によって、特徴・強みが違うのはもちろんのこと、料金、対応エリアなども異なります。
また、業者選びの際は、保証があるか・資格保有者はいるか・対応が早いかどうかなどを重視して選ぶようにしましょう。
料金についても相場と大きくかけ離れていないか、逆に安過ぎて怪しくないかなども確認し、信頼できる業者へ依頼してください。
優良業者は自社のホームページ、SNSなどを展開していることが多いため、公式ホームページやSNSを開設している業者を選ぶことをおすすめします。
ぜひ本記事を参考にし、満足できる屋根修理業者を見つけてください。
参考サイト⇒株式会社 高木防水興業
参考サイト⇒勝視商事株式会社
参考サイト⇒有限会社 広田板金
参考サイト⇒やねのヤマムラ
参考サイト⇒新潟屋根瓦
参考サイト⇒ワクイルーフ
参考サイト⇒株式会社 富樫外装
参考サイト⇒有限会社 入山屋根工事店
参考サイト⇒丸三安田瓦工業株式会社
参考サイト⇒杉本ルーフ
参考サイト⇒その他、各市町村の自治体や口コミサイト、SNSも引用しました。